結婚指輪の職人が独自に開発手作りする金属の手指義手

きっかけは関節の動かせる装身具としての指輪作りでした。従来からあるシリコンで作られた肌色の指のエピテーゼではない新しい義指

ジュエリー制作で培ったノウハウで、関節の曲げられるフィンガーリングのような義指の開発に取り組みます]

従来のエピテーゼの分野になかった関節を曲げられるチタン製リング。デザイナーが指に合わせたチタンの義指を制作します。

[チタン製装具の手指義手:指を失ったひとのための義指としての動く指輪作り

義肢(義指)としての実用性

「義指として、実用に耐えるもの」
実用ということを大切に考えて作っています。

単に見た目を隠すためなら、チタンの義肢はいりません。デザイナーが制作するのですから、見た目はもちろんのこと、その機能がどう発揮されるのかも、意匠の重要な要素です。

おしゃれのための指輪の延長というだけなら、関節や筋肉を、動かしやすく,使えるようにと試行することもないわけで、ガンダムのデザイナーさんも作れるかもしれません。
でも、ひとの指の動きというのは、大変複雑で、手指は最も使用頻度の高い身体部分です。
想像も及ばない動きをしたり、ひねったり、重さがかかたりしているものです。
そうした複雑な動きとともに酷使される状況においても、スムーズに指に沿って、動きを潤滑に快適にこなせるような義指をデザイン、制作しています。

指を知っているから、指輪を知っているからこそ作れる指輪式の義指というものがあります。

そして使い心地も大事ですが、着け心地も大切。
それを左右するのは、フィットするかどうか、つまりサイズなのです。指輪の適合サイズと、そのサイズ感を熟知してはじめて、人の指に着けられる金属の装飾物を作ることができるのです。

薬指のない花嫁のためのエンゲージリング
指輪と手指義肢と人間工学

制作の費用について

義指の制作費用¥300,000~+税
健康保険は適用になりません。
(健康保険というのは治療を助けるための治具として医療で使われるものに適用になるそうです。このチタン義指は、完治後指のサイズがこれ以上変わらないという安定状態に入った時点で採寸を開始出来るものです。)




手作りの指輪にこだわって、ひとつひとつ手仕上げしている工房です。。
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ブルージルコン これからの新しい時代にふさわしい新素材のマリッジリング