結婚指輪の職人が独自に開発手作りする金属の手指義手

きっかけは関節の動かせる装身具としての指輪作りでした。従来からあるシリコンで作られた肌色の指のエピテーゼではない新しい義指

ジュエリー制作で培ったノウハウで、関節の曲げられるフィンガーリングのような義指の開発に取り組みます]

従来のエピテーゼの分野になかった関節を曲げられるチタン製リング。デザイナーが指に合わせたチタンの義指を制作します。

[チタン製装具の手指義手:指を失ったひとのための義指としての動く指輪作り

シリコンの義肢のデメリットとチタン製義肢のデメリット

義肢をメリットとデメリットについて考えたいと思います。
シリコンに不満を抱かれて、検索で金属の指輪の延長にある義肢に辿り着く方に、メリットとデメリットを知って頂ければと思います。 チタンの如何ともし難い点はまずサイズ。
チタンの指輪もしかりです。太れない、痩せられない、むくんでも良い許容範囲で採寸に細心の注意を払います。指輪というのはしっかり指を輪っかが捉えて安定しなければ装着は出来ません。指の型をとって外周をあわせても、指輪は指から抜け落ちます。 常に指というのはサイズが一定ではない上、むくむ状態が頻発する方の指の場合、リスクが高い事に留意を要します。運動不足、浮腫み気味の脂肪の多い指で体重の増減が1年以内に5キロ変動のある体調であればチタン製の指輪は不向きと言えます。せっかく作っても1年で5キロ太るペースだとお洋服のサイズも義肢を使い続けるのも難しいです。 指に金属が当たり続けるわけですから、義肢を利用し、便利で快適な面とかせをはめる面との両方があるのは事実です。
用途によって作る形状が大きく変わります。関節を曲げてもまるでゴムのように指に馴染む着け心地のものや、指の神経をガードすることを第一の目的に設計したり、風通しよく、又は異物が入らないようなカバーにしたり、 脱着可能な2WAYも考案して使える物を制作します。
松本あてにご相談頂ければなんでもお応えします。03-5766-5095
関節装具とエピテーゼ

指先の保護

指の先端などに神経が露出して物を当てたくない場合、それをカバーする造りの指輪を考案します。
指先の怪我や突き指、マレットフィンガースプリントから指ナックルベンダーなど、関節を曲げる補助を行なったり、あるいは固定を助ける装具などがあります。 ナックルというと関節ですが、どうも拳にはめる器具を連想したり変化球ボールをイメージする方がいるかも知れませんが用途に応じて指輪の延長で医療器具ではない義肢装具を作っています。 治療という医療行為ではなく、医師の及ばない指と指輪に関する専門性を応用して指輪式の義肢を作ります。
装具士という国家資格者びよるリハビリや症状改善といった分野から作るシリコン義肢に不満を抱かれたかたからの依頼にお応えするもの作りをしています。